【書籍】『「イヤな気持ち」を消す技術』(苫米地英人著)を読んで。
頭の中で起きていることが分かれば怖くない。
苫米地英人氏の著書。
脳の働きを理解すれば、嫌な気持ち、辛い記憶を自分でコントロールする事ができるよという。目の前の事象や記憶なんて、結局は脳が作り出したイメージでしかないので、いちいち振り回されても仕方ないし、嫌なことがあっても、悪い記憶として引っぱり出さないようにすれば良いだけなんだということが分かる。
ある意味でドライに説明してくれるので、頭が疲れている人もすんなり実践できそう。疲れてる人にあれこれ言っても、それだけで悩んじゃうからね。
目次
- 満たされない心、傷ついた心とは何か。
- なぜイヤな記憶ばかりが蘇るのか。
- 記憶とは何か。それとどうつき合っていくか。
- あなたの自我があなたを不幸にする。
- 悲惨な体験をトラウマにしない。
- うつ病は一瞬で治る!?
- イヤな気持ちから自分を解放するために。
この本を読んで良かったと思うポイントひとつ
イヤな出来事の長期記憶への移行をとめる最大の方法は、そのときに前頭前野を働かせてやることです。
前頭前野という言葉、しばらく意識してみよう。