書くと寿命が百日延びるブログ

そのブログは、記事を1つ書くと寿命が百日延びるという。

息子の小学校にいる、いきなりブチギレするお父さんについてのブログ。

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どうも書かずにいられない出来事があったのでブログに記録しておく。

息子の小学校に、いきなりブチギレするお父さんがいます。

瞬間湯沸器を通り越して、「爆竹」というか「かんしゃく玉」というか、少しでも気に入らないことがあると、面と向かってでもグループLINEでも、とにかくキレたコメントを発します。

不器用なだけで悪い人じゃないんだろうけどねぇ、とは他のお父さんとの会話ですが、やはりこういう方とはちょっと距離を置きたい。

アンガーマネジメントを教えたくなるような間柄でもないし、今のところ実害もないので遠巻きに見てますが、人生、怒っているより笑っている方が充実します。

草葉の陰より、少しでも怒りが収まることをお祈り申し上げております。

【朝顔観察】アサガオを育てることになったブログ

 

息子が小学校から持って帰ってきたアサガオ。持って帰ってきたくせに興味を示さないので、わたくしが育てることにします。早速植木鉢に移し替えて、と。

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3日後。

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えらい勢いで葉っぱが大きくなってます。

植木鉢は庭に転がってたのを適当に選んだものだし、土はちょっと少ないような気がしないでもないですが、しばらくこれで様子を見ながら育てていくことにしましょう。

きれいな花が咲きますように。

【書籍】「残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する」を読んで。

本当のところ、実社会で成功を生みだす要素はいったい何なのか。

まさに『ザ・自己啓発本』です。その分厚さに圧倒されます。厚さの理由は、とにかくエビデンス重視であること。失礼ながら、一度この本を読んでしまうと、普通の自己啓発本では満足できない体になっていることに気づくでしょう。

キーワードとして、「継続的取引の規律」「限定合理性」「脅威管理理論」「スクルージ効果」「認知的再評価」「WNGF:勝てること(Winnable)・斬新であること(Novel)・目標(Goals)・フィードバック(Feedback)=面白いゲームに含まれる共通要素」「WOOP:願い(Wish)・成果(Outcome)・障害(Obstacle)・計画(Plan)=目標達成に必要な要素」「3つのP:永続性(Permanence)・普遍性(Pervasiveness)・個人度(Personalization)=楽観主義と悲観主義のバランスを取るのに大切な要素」「セルフ・コンパッション(自分への思いやり)」「幸福の測定基準(と幸福に繋がる行動):幸福感(楽しむ)・達成感(目標を達成する)・存在意義(他社の役に立つ)・育成(伝える)=ビッグ・フォー」「コントロール感」あたりは良かったなと思いました。もちろん他にも多くの理論が出てきます。久しぶりに“ふせん紙”を貼った数が多かったです。

また、読み物として、興味深いストーリーが満載です。海軍特殊部隊シールズの特訓を乗り越えたジェームズ・ウォーターズ。天才ピアニストのグレン・グールドアンデス山脈で遭難し生還したジョー・シンプソン。MITの探査レーダー研究の邪魔になっていたハーバード大学の電波妨害技術の話など。こんなことがあったのかと感心しながら読み進めました。

とにかく、この著者の執念を感じます。巻末の参考文献は33ページにも渡ります(邦訳文献含む)。執念に拍手です。今まで読んできた自己啓発本の内容を真っ向から否定するようなことも書かれています。柔軟な頭を持って、必要なものはきちんと頭を切り替えて活用していきましょう。 

残酷すぎる成功法則  9割まちがえる「その常識」を科学する

残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する

 

 

【書籍】「 脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める」を読んで。

脳神経外科、築山節(つきやまたかし)氏の著作。「冴えない脳」を治すため、有効性の高い15個の習慣を提案します。

  1. 生活の原点を作る ― 脳を活性化させる朝の過ごし方。足・手・口をよく動かそう
  2. 集中力を高める ― 生活のどこかに「試験を受けている状態」を持とう
  3. 睡眠の意義 ― 夜は情報を蓄える時間。睡眠中の「整理力」を活用しよう
  4. 脳の持続力を高める ― 家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなそう
  5. 問題解決力を高める ― 自分を動かす「ルール」と「行動予定表」をつくろう
  6. 思考の整理 ― 忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう
  7. 注意力を高める ― 意識して目を動かそう。耳から情報を撮ろう
  8. 記憶力を高める ― 「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書こう
  9. 話す力を高める ― メモや写真などを手がかりにして、長い話を組み立てよう
  10. 表現を豊かにする ― 「たとえ話」を混ぜながら、相手の身になって話そう
  11. 脳を健康に保つ食事 ― 脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がけよう
  12. 脳の健康診断 ― 定期的に画像検査を受け、脳の状態をチェックしよう
  13. 脳の自己管理 ― 「失敗ノート」を書こう。自分の批判者を大切にしよう
  14. 想像力を高める ― ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにしよう
  15. 意欲を高める ― 人を好意的に評価しよう。時にはダメな自分を見せよう番外.高次脳機能ドックの検査 ― 最低限の脳機能を衰えさせていないか確認しよう

加齢とともに衰える脳を活性化するため、行動パターンを見直して、新鮮で刺激のある毎日を送りましょう、という話です。頭を使うだけでなく、手・足・口を使わないといけないですね。本を読むときも、黙読よりは音読のほうが良い。字を書くのも良い。散歩して血液の巡りを良くするのも良い。

それと、時間の制約を設けて、終わらせることに集中こと。眠っている間の脳が記憶を整理するはたらきを活用することも重要。効率的、合理的な行動を意識せずにとれるように訓練したいなと思いました。

 

自分の話が本当に相手に理解されているかということを常に気にかける姿勢を持って下さい。「自分の話が通じないのは女房が悪い」「話が伝わらないのは上司が悪い」と考えてしまっていないでしょうか? そういう悪い頑固さは、前頭葉の力が落ちて、変化に対応するのが辛くなっているからかも知れません。 

年をとるとどうして頑固になるけれど、これは前頭葉のちからが落ちているから、ということだったのですね。ここは意識して、前頭葉を活性化させるよう、少し落ち着いて考えてみることにしましょう。

脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書

脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書

 

 

【書籍】「こころの価値を売る世界にただひとつだけの会社」を読んで。

2010年の著書です。

大量生産・大量消費時代が終わり、消費の志向がモノからサービス(ココロ)に移り変わった今、国内に根強く残るモノづくり信仰を改め、『ココロビジネス』を展開していく選択肢はいかが、という主旨でした。

働き方の事例として、モーハウス、六花亭製菓パタゴニア、未来工業、日本理化学工業などが挙げられています。売上至上主義ではなく、自分たちがやりたいこと、やれることを仕事にすることで、ワーク・ライフ・バランスを実現する制度設計と運用ができていることが分かります。

企業活動の目的は利益の追求にあり、利益なくして企業の存続はありえないと理解していますが、そのために従業員を使い捨てにすることや、多様性を誤解し、旧態依然とした企業組織のままでいることは、時代遅れであり持続可能性の低い経営であることを理解しました。

著者は次のように説きます。

  1. 世の中には、戦うことを志向する肉食系企業と支え合うことを志向する草食系企業がある
  2. 肉食系社員はお金や出世を追求し、草食系社員はココロの豊かさを追求する
  3. メガ・コンペティションの時代に生き残るのは、肉食系企業ではなく草食系企業である。

旧来型の肉食系ではない働き方があることを説明しており、その通りと思います。ただ、私なりには、肉食系は肉食系として、草食系は草食系として、それぞれエコシステムの構成要素と理解しており、結局は極端に肉食系や草食系に偏らないようにするのが大事だよね、と理解しております。

若干古い著作ですので、現在IT技術を持ち込んだ時に、草食系企業がどう変化するのか考察してみると面白そうです。 

こころの価値を売る世界にただひとつだけの会社 (洋泉社BIZ)

こころの価値を売る世界にただひとつだけの会社 (洋泉社BIZ)