【書籍】「地震列島日本の謎を探る」(日本地質学会)を読んで。
今回の地震で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
地震は、本当に恐怖だ。
多くの地震を見て、いつかは我が身にもと考えると本当に恐怖です。
ただ、怖がっているだけでなく、イザという時に正しい行動が出来るよう、日頃から備えておくしかない。地震について改めて調べておこうと、図書館で『地震列島日本の謎を探る』という本を借りてきました。
目次
・・・読み進めるにつけ、この日本という国は特異な場所なのだと理解。安全な土地なんて、ないようなもんですね・・・。
九州地方のページに。
活断層については分からないことは多いけれど、地質学者の方々により明らかになっている部分も多いようです。九州地方に関しては以下の様な記載があり、今回の地震も起こることは想定されていました。
熊本市直下でも1899年(明治32年)、M6.3の地震が発生して死者20人を出しました。この地震の起きた頃と比べるとはるかに大都市になった現在の熊本市では、さらに大きな被害が予想されるわけですが、中規模の直下型地震は予知が困難なので、地震災害軽減の方策がいっそう強く求められます。
2000年の著書なので発行から16年。いつ起こるか分からない地震に対してどう対策したら良いのですかね。
この本を読んで良かったと思ったポイントひとつ
地球の構造、日本の成り立ちから考えれば、地震と共に生きるしかないということを再確認できます(泣)。 最低限、安全な場所の確保、備蓄、誤りのない初動。家族や職場の人とよく話し合っておこうと思いました。