【書籍】「高学歴社員が組織を滅ぼす」(上念司著)を読んで。
「自浄作用」なんて言葉は幻想なのか。
自動車メーカーの品質詐欺、電機メーカーの不適切会計、IT企業の過酷な労働環境等々。少し考えればそれ普通やらないよね、させないよねといった事案が何とも多い。企業倫理ということは一体どこに行ってしまったのか・・・いや昔からそんなものは存在しなかったのか。悲しいなあ。
現場を指揮管理する者は正しい知識と倫理観を持たないといけない。現場は疲弊し、犯罪に手を染めることにもなる。
一度きりの人生で、それホントにやりたかったことなのか。引退する時に、世間に顔を向けることが出来るような仕事だったのか。後悔する人生を送らないよう、時にはノーと言わないといけない。
目次
- 組織を滅ぼす「高学歴社員」とはどういう人間か?
- 脆弱なマネジメントが招く大きな危機
- 暴走する現場のかくも危険な反乱
- 既得権にしがみついて、すべてをなくす
- これから、どうしていくべきか?
この本を読んで良かったと思ったポイントひとつ
『脆弱なマネジメント』が引き起こしてきた事例。リアルに実感することが出来る。
真面目に生きよう。そんな本。