【書籍】「線一本からはじめる 伝わる絵の描き方」を読んで。
昔から絵は苦手でした。特にそう、あの日から。
あれは小学校5年の頃。隣の席の子の肖像画を描くという授業があり、一生懸命描いたのです。しかし色彩感覚の問題か、先生からは注意され、モデルの女の子に泣かれたトラウマがあります(苦笑)。自分なりには綺麗な色使いだと思っていただけに。ショックも2倍です。
以来、人前で絵を描くというのは控えてきたわけです。しかし、いい大人がそんなトラウマ克服できずにいてどうする。仕事においても、文字だけでなく絵も描けたほうが相手に伝わりやすいよね。 “絵心がなくても描ける!”のキャッチフレーズに乗っかり、一念発起して日々コツコツとデッサンの練習をしています。
本著は以下の構成となっています。
- 絵の描き方を知ろう
- 線を描いて表現しよう
- 平面的な絵を描こう
- 人物を描こう
- 立体的な絵を描こう
- 情景を描こう
キーワードとしては「骨格をとらえる」「よく観察する」「シンプルな形に置き換える」「バリュー(色価)」「鉛筆の持ち方(三点持ち、フリーハンド)」「1点透視図法」「2点透視図法」「エッジ」
絵かきの方の常識も、わたしにとっては未知の世界。こういうロジカルな面を知らずに我流で描くのには無理がありました。ペンの使い方、対象物の捉え方にを論理的に解説してくれるのです。
さて、肝心の絵はうまくなったのかというと、それはまだ練習中ということで。いつのかこのブログにも手書きの絵を載せてみたいな思います。
そのために、毎日少しずつでも練習しておかないといけませんね。