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【湯河原旅行2015】湯河原の地元の方々に愛される昔ながらの中華料理屋で『担々やきそば』に舌鼓。

かながわ旅行券を使って湯河原旅行

『かながわ旅行券』なるプレミアム商品券がある。1枚10,000円の旅行券が5,000円で買えてしまうお得な制度だ。我が家も応募したら当選したので、早速使ってみた。1泊2日の湯河原旅行。

初日の昼食は福福亭さん

旅行先にある地元民が集まる中華料理屋を尋ねるというのが楽しい。(注:家族の了解が得られない場合はオススメしません。うちの場合は奥さんが発起人。)

今回尋ねたのは、湯河原駅からほど近くにある『福福亭』さん。佇まいからして正統派の中華料理店。厨房では寡黙なご主人と威勢の良いご婦人が作業中。客席にはラーメンをすするおばあちゃんが2名と夫婦が1組。地元密着のお店であった。

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餃子とラーメンとチャーハンと担々やきそばをください。

私は餃子好き。息子はチャーハン好き。そして奥さんはどこで調べたのか、ご当地グルメ『担々やきそば』をオーダー。

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餃子。餡がなかなかのボリューム。

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ラーメンとチャーハン。ラーメンは醤油。調味料の感じが、何とも懐かしい。チャーハンも、ナルトを刻んで入れてあるところが昭和テイスト。

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ご当地メニュー『担々麺やきそば』登場。何が効いているのか分からないけど、ジワジワ来る辛さのお陰で食欲が増す。

ところでこの『坦々やきそば』の由来は何かなと思っていたら、この後偶然尋ねた近くの万葉公園の中にある狸福神社にヒントがあった。

湯河原担々やきそば会(そんなのもあるのか・・・)のホームページに解説があった。引用させて戴く。

山間の地、この湯河原に一匹の雄狸が居りました。
ある日の事、土地の人達が狩猟の弓で狸を傷つけてしまいました。
雄狸は山間を流れる河原に湯の湧き出る所を見つけ傷を癒していると、
同じように足に火傷を負った雌狸が浸かりにやって来ました。

二匹の狸は来る日も来る日も傷を癒しに通ううちに恋仲になり、
やがて傷も治り晴れて夫婦となりました。

二匹はこの湯のご恩を忘れる事なく人に化けては湯河原の温泉の
すばらしさを説き旅人の願を叶え、福をもたらす神の使いとなり、
今でも湯を守り続けて居ます。

そこで私たち湯河原の飲食店では、
この温泉を見つけたといわれる《たぬき》にあやかり、
親しみやすい歌のフレーズ『たんたんたぬき・・・・♪』から
“担々(タンタン)やきそば”のメニューを考案し、
町に広めております。

なるほど。狸伝説→たんたんたぬき→担々・・・やきそばという繋がりだったと・・・ってええ!??

ちなみに担々やきそばを出すお店は、湯河原の町に17店舗あるらしい。他のお店のも食べてみたいが、今後どれくらい湯河原に立ち寄ることが出来るやら・・・。

福福亭さん、オススメ。

どのメニューもボリュームがあって、値段も安く、旨い。ガッツリいきたい時はオススメ。古き良きトラディショナルな中華料理店だ。

kanagawa-ryokoken.jp

www.yugawara-sci.or.jp

tabelog.com